2012/01/31

田酒の旅(続き)

なぜに田酒(でんしゅ)というのかというと、読んで字のごとく「田んぼの酒」、つまり国内原料にこだわった純米酒というのがHP等に書かれている正式見解である。ただ個人的には、おそらく蔵元の西田酒造店を田酒と略していて、それが酒の名前になったとみているのだが、どうだろうか。

さて、ようやく空港に着いたが、道路は完全に凍結していてバスはゆっくりと進み、市内に入ったのは午後1時を回ってから。ホテルに荷物を預け、古川市場で「のっけ丼」の昼ごはん。そのあと駅前の公共施設ビル・アウガ(ここには市立図書館とかも入っている)の地下にあるなじみのお店へ行って、鮭、にしん、数の子、青森産にんにくなどを調達する。

荷物は宅急便で送ってもらい、さらに他のお店でうにや貝、たらこを見たりしていると、何と「田酒<たっぷり>あります」と書いた紙が貼ってある。地下の市場の中にある食事処「田」である。名前からして田酒が置いてありそうなのだが、問題はまだ3時にもなっていないということであった。

「飲んじゃおうよ。車で来てる訳じゃないし」と奥さん、「もし夜のお店で置いてなかったら後悔するよ」。まあ言われてみるとそのような気もするので、百席以上あるテーブル席に座る。他のお客さんは2、3組。大体みんな同じような年格好なのはおもしろい。

田酒と生ビール、ほっけの焼いたのとお新香の盛り合わせを注文。やがて田酒登場。お猪口で来たので燗酒なのかと思ったが、もちろん冷や酒である。最初の印象はすんなり飲める酒だなということだった。純米酒というと、えてしてちょっと甘みが残るしつこいめの味が多いのだが、そうした後味は全くない。また、日本酒によくあるアルコール臭があまり感じられない。

焼いたほっけもすぐそばで売っているものだから、身離れ抜群でこれもおいしい。ごぼうやかぶの入ったお新香の盛り合わせも絶妙の塩梅で、田酒によく合う。とはいえ、これでお代わりしたら夜まで腰を上げられなくなるのは必定だから、一杯だけでがまんして席を立つ。お勘定は2000円ちょっとで、公共施設の中とはいえかなり安い。

たった一合の田酒だったけれど、その後東横インに帰って日が暮れるまで寝てしまうくらい効いた。その間も雪は降り続き、いつしか外は真っ暗になっていたのでした。(この項続く)

p.s. 他にも国内紀行文あります。こちらへ。

Imgp3802_2 青森郷土料理の店「鱒の介」。駅前ファミリーマートの2階にあります。ここの話は次回に。

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2012/01/30

田酒の旅

田酒(でんしゅ)という酒がある。青森の地酒で、しばらく前から入手困難と言われる「幻の酒」である。

最近ワインに凝っているものの、日本人たるもの日本酒の良さが分からないといけない。これまで贔屓にしてきた「久保田」の味が、しばらく前の中信越地震で被害を受けてから微妙に違ってきたため、新たな可能性を求める必要がある。今年は年末年始にほとんど休暇らしいことをしていないため、この週末は奥さんを連れて急きょ青森に出かけてみたのであった。

東北新幹線が青森まで延びたためか、JALの特典航空券は直前まで空席があった。土曜日に行って日曜日に帰ってくる便を予約。しかしなぜかこの週末はホテルが一杯なのである。仕方なく、禁煙ルームではただ一室空いていた東横インのダブルを予約。ダブルに二人はちょっと狭いが、寒い時期だけに何とかなるだろう。

(余談だが、この日ホテルが一杯だったのは、どこかの学校の入学試験があったのと、旧正月で大勢やってきた中国系の観光客のせいだったようである。)

羽田発10時10分の便で青森へ。雪で引き返す可能性がある「条件付き運航」なのはちょっと心配だが、前日も条件付なのに全便到着しているし、これまで何百回も飛行機に乗ってきて着陸不可とか到着地変更になったことはない。だからきっと大丈夫なはずである。

11時過ぎに「あと15分で着陸」のアナウンスが入る。窓から下を見ると青森湾(陸奥湾)が見える。青森便は、いったん空港を過ぎて青森湾に出てから戻って山腹の空港へ向かうのが常である。上空から青森湾は見えていたのだが、しばらくすると雲の中に入ってしまう。降下を続けてきたはずなのに、なぜかエンジンが出力を上げて機体は上に向かっている。

機長から「着陸体制に入りましたが、地上の天候が悪く着陸を見合わせております。再度、着陸を試みます。」とアナウンスが入る。再びぐるっと回って青森湾上空へ。そして「あと10分で着陸」のアナウンスが入り、再び雲の中、そして再び降下中止、二度目も着陸できなかった。

次の機長からのアナウンスは、「地上の天候が悪く、着陸を見合わせております。再度、着陸を試みますが、これで着陸できない場合は羽田へ引き返すこととなりますので、ご了承ください。」とのこと。わざわざここまで来て戻るのかと思ったが、こればっかりはどうしようもない。奥さんは、「ここまで来て帰ることになったら、くやしいから一番高いワインを開けてやる」などと言っている。

さて3度目の着陸体制。再び青森湾から雲の中へ入り、しばらくするとこれまで見えなかった下の視界が開けた。これは何とかなるかと思ったら、どんどん山が近付いて着陸。思わず何人かから拍手。後で空港の表示を見たら、予定時刻から35分の遅れだった。

ちなみに、次の日の羽田→青森便は朝一の便がとうとう着陸できずに引き返し、われわれが乗った10時の便は欠航だった。だから、かなりきわどいタイミングだったということになる。(この項続く)

p.s. これまでの国内紀行文はこちら

Imgp3791 青森空港。到着時にはこんな天気でした。

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2012/01/28

16年振りの体重 ~せいうち日記54

1月も終わりに近づいたが、正月休みも満足にとれず、その後も週末出張が続いている。幸い、巷で大流行しているインフルエンザにはお近づきにならないですんでいるが、体調の管理には気を付けなければならない時期である。

さて体調といえば、昨年終わりに受けた人間ドックの結果がようやく送られてきた。このところの節制が効を奏して、体重は一昨年より10kg減。ピーク時と比較すると13kgぐらい絞れている。人間ドックの結果は35歳の時からずっと保存してあるが、この体重は38歳の時以来、かれこれ16年振りのものであった。

併せて、空腹時血糖が102、ヘモグロビンA1cが5.6、総コレステロールが155、中性脂肪が107と糖尿・肝機能関連数値もほとんど正常値になった。16年前の数値と比べてもほとんど変わらない。ということは、体自体はそれほど老化していないということで、ちょっとうれしい。

それにしても、10kg減ということは、普段買っている米袋(5kg)2袋分ということだから、大層な重さである。いま両手に米袋持って行動しろと言われたら難儀するから、相当太りすぎていたということ。ウェストも少なくとも5cmほどはゆるくなったし、靴もぶかぶかだ。去年買った5Lのワイシャツは、まだ4、5回しか袖を通していないけれど、大きすぎて着られなくなった。小さくて着られなくなったのは珍しくないが、大きすぎて着られないのは初めてである。

さて、これだけの効果を上げた最大の要因は、半年前から通っているスポーツクラブである。月に8千円、夫婦で1万6千円の投資は決して楽ではないけれど、健康維持という点からみると高い安いは言っていられない。

また、スポーツクラブに行くのは夜遅くになってからなので、必然的にお風呂に入ってきて、家では入らないことになる。これが結構大きくて、先月は水道代・ガス代が数千円ずつ少なくなってしまった。このまま医者の薬も飲まなくていいくらいに回復すれば、家計的にはプラマイゼロになる。何とかそのあたりを目指したいものである。

p.s. 「せいうち日記」のバックナンバーはこちら

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2012/01/20

CONFERENCE CHAMPIONSHIP 展望

先週の4試合は珍しく全試合ライブで見ることができた。やはり最も盛り上がったのは49ナーズがセインツを破ったゲーム。残り2分前後から逆転また逆転で、シーズン中決定力に全く欠けていたアレックス・スミスが、パスにランに大活躍した。残り数秒の“The Catch Ⅲ“はヴァーノン・デイヴィスが感極まって涙するのも分かる劇的な決勝TDとなった。

一方で、間違いなく本命に推されていたグリーンベイが、ホームフィールドにもかかわらずほとんどいいところなく敗れた。前半最後にヘイルメリーを決められるなど運のなさもあったが、それに加えてWeek17、ワイルドカードとバイウィークが続いたアーロン・ロジャースのパスに覇気がなかった。

さて今週はチャンピオンシップ。勝った方がいよいよスーパーボウルである。

AFC Championship
   ボルティモア・レイヴンス(北地区優勝)
○ニューイングランド・ペイトリオッツ(東地区優勝) -7.5

プレイオフが始まるまでは今年はレイヴンスと思っていたのだが、先週のテキサンズ戦は良くなかった。どこが良くないかというと、QBフラッコに伸びしろがなく、RBレイ・ライスも低調だったからである。テキサンズのQBが弱いのとディフェンスのがんばりで勝ちはしたものの、相手がマット・ショーブなら2TD差は付けられていたはずだ。

レイ・ルイスにとっておそらく最後のスーパーボウルのチャンスなのだが、ディフェンスだけで勝てるほどペイトリオッツは甘くない。フラッコとレイ・ライスが1週間でよほど改善されなければ苦しいだろう。

ペイトリオッツは、勝ち上がった4チームの中では最も仕上がりが良さそうだ。ただ、先週のブロンコス戦は相手が弱すぎたので参考にはならないかもしれない。レイヴンスのきついマークでもブレイディが落ち着いてプレイできれば、久しぶりのスーパーボウルとなりそうだ。

NFC Championship
○ニューヨーク・ジャイアンツ(東地区優勝)
   サンフランシスコ・49ナーズ(西地区優勝)  -2.5

WEEK 10に両チームは戦っていて、49ナースが27-20で勝っている。場所は同じくキャンドルスティック・パーク。とはいえ、ジャイアンツがレギュラーシーズンとは違うチームになっているため、あまり参考とはならないだろう。そもそも、ジャイアンツはDivisional Playoffに残ったパッカーズにもセインツにもレギュラーシーズンで負けているのである。

2007年にワイルドカードから勝ち上がってスーパーボウルを制覇した時と、ジャイアンツのムードが似てきたのは確かである。あの年はそれまで不安定だったイーライ・マニングが、別人のようにミスのないプレイを続け、シーズン全勝に王手をかけたペイトリオッツに逆転勝ちした。今年は、レギュラーシーズンに全く出なかったランが出始めている。

かたや49ナーズ。先週のセインツ戦における神がかり的な大逆転でムードは最高潮であるが、セインツに前半ミスが多く接戦のまま終盤戦にもつれ込んだことも幸いした。レギュラーシーズンに勝っているのでハンデは妥当とはいえ、大舞台の経験という点ではやはりジャイアンツに一歩譲る。現在、3年置きに西地区のチームがスーパーボウルに進んでいるので、その点は軽視できないが。

p.s. 他にもNFL情報あります。こちらへ。

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2012/01/13

DIVISIONAL PLAYOFF 展望

先週のワイルドカード・ウィークエンド、結果的にはすべてホームチームが勝ち、残る8チームはすべて地区優勝したチームとなった。昨年のパッカーズをはじめ、ここ数年でもジャイアンツ、スティーラーズとワイルドカードのチームがスーパーボウルを制していたが、今年はレギュラーシーズンから安定しているチームが実力どおり勝ち進むことになりそうだ。

それにしても、オーバータイムで敗れたスティーラーズはさびしかった。スーパーボウルを2度制したベテラン勢がケガでサイドライン。ロスリスバーガーも足のケガ。ポラマルも全盛期のスピードはなく、試合全般を通じてブロンコスに押されていた。スムーズに新旧交代ができていない印象で、来年はさらに厳しい戦いになりそうだ。

NFC Saturday
   ニューオーリンズ・セインツ(南地区優勝) -3.5
○サンフランシスコ・49ナーズ(西地区優勝)

49ナーズに期待するのは、セインツがチャンピオンシップに進出してもパッカーズにはかなわないと思うからである。49ナーズはプレイオフ進出チーム相手では、ライオンズ、ジャイアンツ、スティーラーズに勝ち、レイヴンスに敗れている。レイヴンス戦の負けはゴアのランが止められたということに尽き、セインツでは止められない。問題はディフェンスがブリーズを封じ込められるかどうか。

セインツはオフェンスはともかく、ライオンズに400ヤード以上許したディフェンスが課題。オフェンスについても、スプロールズ、トーマス、アイボリーのRB陣が止められると、ブリーズへのマークが厳しくなる。レギュラーシーズンでラッシングTDを1つしか許していない49ナーズを攻略できるかどうか。

AFC Saturday
   デンバー・ブロンコス(西地区優勝)
○ニューイングランド・ペイトリオッツ(東地区優勝) -13.5

WEEK15には41-23でペイトリオッツがティーボウをストップしている。同じジレット・スタジアムで優位は変わらないが、2TDというハンデが微妙。ベリチックはプレイオフになると手堅く攻めてくるので、3点差でも7点差でも勝つ確率の高い作戦をとる。あるいは得意の接戦を選ぶかもしれない。

ブロンコスは辛くも地区優勝して再浮上。先週のティーボウは序盤からロングパスを通して、4Q専用QBから進歩したようだ。とはいえ、パスの精度、ランのタイミングともNFLレベルからすると上位とはいえない。勢いは認めるがどこまで対抗できるかというのが妥当な評価だろう。

AFC Sunday
   ヒューストン・テキサンズ(南地区優勝)
○ボルティモア・レイヴンス(北地区優勝) -7.5

WEEK6に同じくレイヴンス・ホームで23-14でレイヴンスが勝っている。テキサンズも力を付けてきたけれども、やはりマット・ショーブ抜きというのは割引材料。TJ.イェーツはベンガルズ戦では落ち着いていたが、レイヴンス相手だとランが出せない分、負担が大きくなってどうか。

レイヴンスは、プレイオフになるとQBフラッコの調子が上がってくるのがこれまでの例。終盤戦で休んでいたWRボールディンも戻ってくるはずで、鉄壁ディフェンスがテキサンズを封じ込める。今年はレイ・ルイスにとってスーパーボウルの最後のチャンスだろう。

NFC Sunday
   ニューヨーク・ジャイアンツ(東地区優勝)
○グリーンベイ・パッカーズ(北地区優勝) -8.5

ハンデは結構つけられてしまったが、グリーンベイが負けるとすればジャイアンツという可能性が一番大きいように思われる。ただし、勝つとすれば大差で、10点差以上にはなる。QBロジャースは今シーズンきわめて安定しており、ジャイアンツディフェンスでも封じるのは難しい。

ジャイアンツは終盤しり上がりに調子を上げてきたが、ホームゲームが続いたという有利さもあった。また、レギュラーシーズン低調だったランオフェンスも改善されたが、パッカーズ・ディフェンス相手でここ3戦のようにいくかどうかは未知数。マニングがインターセプトを取られる展開になると厳しい。

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2012/01/06

WILDCARD WEEKEND 展望

WEEK17の最終戦、カウボーイズ@ジャイアンツ戦は面白かった。前半ロモの調子が良くなかったのは、ケガの後遺症もあったかもしれないが屋外(雨)というコンディションもあったようだ。後半ようやくパスが通るようになり21-14になった時には、あるいは追いつくかと思われたが、ここでマニング→クルーズの値千金のパスが通り、ジャイアンツがモメンタムを取り戻した。

今週からいよいよプレイオフ。ケガ人が出ているチームが多く、レギュラーシーズンの成績だけでなく現時点の力をどう評価するかがポイント。

AFC Saturday
   シンシナティ・ベンガルズ(ワイルドカード)
○ヒューストン・テキサンズ(南地区優勝) -3

WEEK14ではベンガルズホームで、テキサンズが20-19で劇的な逆転勝ち、地区優勝を決めている。今回はテキサンズホーム。ショーブ、ライナート抜きでQBイェーツというのは前回と同じ。だとすれば、今季躍進したテキサンズ・ディフェンスがベンガルズを抑え込むか。

ベンガルズはQBがパーマーからダルトンに代わって、むしろ良くなった印象。とはいえ、シーズン中にも書いたように強いチームとやってほとんど勝てていない。

NFC Saturday
○デトロイト・ライオンズ(ワイルドカード)
   ニューオーリンズ・セインツ(南地区優勝) -10.5

WEEK13には、31-17でセインツが大勝している。確かにセインツはしり上がりに調子を上げ現在8連勝中、それもほとんどが相手に試合をさせずにブリーズのオフェンスが勝負を決めている。ここもあっさり通過する可能性大だが、WEEK13にはスーが出場停止というアドバンテージもあった。

ライオンズは十数年ぶりのプレイオフ。クラウドノイズが厳しい敵地ではあるが、今シーズンは何度も苦難を乗り越えてきた。QBスタッフォード、WRカルビン・ジョンソンのホットラインが火を吹けば、短期決戦のプレイオフだけに一気に突き抜けることもありうる。

AFC Sunday
○ピッツバーグ・スティーラーズ(ワイルドカード) -8.5
   デンバー・プロンコス(西地区優勝)

ブロンコスの評価が低い。ここ数年、いくらワイルドカードの方がレギュラーシーズン成績がいいからといって、ホームチームが1TD以上のUnderdogなどということはなかった。かといって、ティーボウがスティール・カーテンを突破する場面も考えにくい。相手にメンデンホールがいないとはいえ、ランディフェンスが悪い点も気がかり。

スティーラーズはアウェイを苦にしないチームだし、連戦も全然OKだけれど、ここへきてケガ人が増えたり、LBハリソンがサスペンデッド明けなど万全の体制とはいえない。それでも、プロンコス相手にてこずるチームではない。ここを勝つと次は順当に行けばペイトリオッツ、WEEK8に破っているチームだ。

NFC Sunday
   アトランタ・ファルコンズ(ワイルドカード)
○ニューヨーク・ジャイアンツ(東地区優勝) -3

ジャイアンツがここへ来て調子を上げているのか、それともそれは過大評価であるのかは議論の分かれるところ。オッズからみると、前者とみられているようだ。しかしホームで4敗、しかも相手にはシーホークスやレッドスキンズが含まれている。

ファルコンズは終盤3勝1敗と星をまとめて、ワイルドカードを手に入れた。ただし、セインツに全く歯が立たなかったのはいただけない。この勝者は順当に行けばパッカーズ。どちらが勝っても、厳しそうな戦いとなる。

p.s. 他にもNFL情報あります。こちらへ。また、今さらながら過去の記事はこちら

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2012/01/04

久しぶりの同窓会 ~せいうち日記53

昨日は高校の同窓会に行ってきた。

高校の同窓会に出るのは大学生の時以来だから、35年ぶりくらいになる。小学校や中学校の同窓会にはスケジュールが許す限り出席するようにしているが、高校の同窓会に出ることはほとんどなかった。人数が多いので知らない人が結構いるということもあるし、小中の同級生ほど密着して過ごしたという訳ではない(数人のごくごく気の合う連中を除き)からである。

それなのになぜ今年、それもほとんど休みも取れないのに行こうと思ったかというと、同期の出世頭が多忙のスケジュールをぬって出てくるらしいという噂が立ったからである。私の高校出身の有名人といえば、長らく1学年下のE川S子さんであったが、昨年わが同期生が一気に知名度を上げたのである。(それでもE川さんの方がよく知られているのではないかという意見もあるが)

同窓会の掲示板には、「受付時間厳守」「荷物検査があります」などと書かれるものものしい雰囲気。おまけに、参加費の他に大震災義損金も徴収されるというシステム(これは仕方がないかも)。それでも根がミーハーの私であるから、デジカメを持って会場に乗り込んだのでありました。

ホテルの周囲には、SPと思われるスーツ姿や地元警察らしき制服姿。ロビーに入ると、「どちらに行かれますか?」とスーツの人にすかさず尋ねられる。会場に入る前には荷物チェック。ボディチェックまではなかったが、ホールの入口にも後ろ側にもガタイのいい人達が何人かで警備している。

最初に記念撮影。百人以上の出席者が7段飾りに並ばされて、いよいよ前後左右をSPに囲まれて主賓の登場である(正式には主賓は当時の担任の先生だが、まあ実質的に主賓。それなのに主賓の後から入ってくる連中がいたのは、さすがわが同期生)。

記念撮影の後は、主賓挨拶。高校時代の思い出話から始まって、政治家を志した動機、これまでの選挙結果(県議から通算で6勝1敗、小学校か中学校の生徒会長選挙を入れると2敗だとか)、わが国の財政状況、国際政治からTPPまで定評のある演説で楽しませていただきました。

正月3が日とはいっても多忙なスケジュールをぬっての参加のため、挨拶の後は主催者や担任の先生方と歓談されて30分くらいでSPを連れて退席。とたんに警備も終了で、座はいっぺんにリラックスムードとなる。当時人気のあった女子(もうりっぱなおばさん)の周りにはひっきりなしに人垣ができる。これぞまさに同窓会である。

30年以上会っていない人ばかりなので、果たして顔が分かる奴がいるだろうか、話が続かなかったら辛いかもと心配していたのだけれど、顔を見たら思い出す人が多かったのは意外だった。もっとも名札をしていなければ、近頃はただでさえ他人の名前が出てこないだけに、大層困ったことになったに違いない。

p.s. 今さらですが、過去の記事はこちらにまとめてあります。

Imgp3774 同期の出世頭。

Imgp3787 記念の色紙。収益金は震災復興に寄付されます。

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2012/01/01

ボクシング大晦日トリプルタイトルマッチ回顧

あけまして、おめでとうございます。昨年は業務多忙のため(実は今日、元旦も仕事ですが。)、ルーティンをこなす程度の内容にとどまってしまいましたが、今年はもう少し時間を作って、多少なりとも読み応えのある記事をupしたいと思っております。今年もよろしくお願いします。

WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ(12/31、横浜)
チャンピオン 内山 高志 ○ KO11R × 暫定C ホルヘ・ソリス

内山が押し気味とはいえ、ソリスも打ち返して試合は終盤まで持ち込まれた。10R後半、内山が集中打でソリスにダメージを与え、11R出てきたところに左フック一発。ゲームセンターでパンチングマシーンを壊したパンチが直撃して強烈なKOシーンとなった。ちなみに、私の採点では10Rまで97-93で内山。

ソリスは暫定チャンピオンというだけではなく、マニー・パッキャオ、ユリオルキス・ガンボアと対戦、いずれもKO負けではあるが、世界的なビッグネームと対戦経験がある。内山のKOラウンドはパッキャオ、ガンボアより後ではあるが、倒し方は両者を上回る。以前から内山は世界レベルで試合できると思っていたが、VTRを見たらトップランクあたりから引き合いがあるのではないか。

試合前に予想されていたように、ソリスは今までの防衛戦の相手よりずっと強い。実際に内山のパンチはかなり外されていて、中盤ではソリスのしつこい手数に押し返されるようなラウンドもあった。私が思うに、ソリスを弱らせたのは左フックのボディブロー。その意味では、大振りの右もフェイントの効果があったかもしれない。

また、ソリスが多用していたスリッピング・アウェイだが、前々から書いているようにあれは根本的にディフェンスにならない。ダメージは多少流せるかもしれないが明らかに蓄積されているので、結局最後のKOシーンのダメージの深さにつながったように思う。

一方、内山のディフェンスであるが、前回の三浦戦に比べると慎重になりほとんどピンチらしいピンチはなかった。もともとアマチュア経験が長いので防御は堅く、変に打ち気にはやらなければ不用意な一撃を食うこともない。昨日のように相手が強い時の戦い方としては、上出来だったのではないだろうか。

さて、スーパーフェザー級で次の相手ということになると、WBC王者は粟生、IBF王者は前に倒したサルガドなので、WBOのエイドリアン・ブロナーくらいしかいない。内山自身そんな若い訳ではないので(32歳)、ピークを過ぎる前に大きな舞台で戦ってほしいところである。たとえば1階級上げてロバート・ゲレロあたりと組めれば相当面白い試合になりそうだ。

あとの2試合。カバジェロvs細野は凡戦。細野に工夫がなかったし、カバジェロもそんなに強くなかった。昨晩の試合を見て、カバジェロがなぜ実績ほどの人気がないのかよく分かった。私の採点はジャッジ2人と同じ119-108。

TBS中継の井岡は、バラエティ番組の中に入ったような構成がよくなかった。試合は1R半ばのKO。相手のタイ人・ヨードグンは開始早々から井岡のストレートをまともに受けていたので、長くはもたないと思っていたが、敵わないとみるとあっさり倒れるのはこの国の選手の特徴である。

最初にダメージを与えたのは、左フックのカウンター。TVアナウンサーはヨードグンの右しか実況していなかったが、井岡のカウンターの方がクリーンヒットだったのではないか。あのカウンターのセンスは素晴らしく、今年ますます楽しみな選手である。かといって、今ロマゴンとやったらつぶされてしまうかもしれないが。

p.s. 改めてですが、これまでの記事はこちらで見ることができます。

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