バカラ罫線についての一考察~その2:中国罫線は罫線の微分
実は私自身の切実な悩みとして、バカラで10連勝することは全くないのに、10連敗はしょっちゅうである、ということがある。これだけで人間罫線の資格十分なところであるが、以前、マカオ・ハイアットホテルのカシノでこういうことがあった。
私は単騎、対するチャイニーズ軍団は4、5人いた。ある時期から負けが込んで、チャイニーズは露骨に逆張りを仕掛けてくるようになった。そのうち、BだったかPだったかは忘れたが、4回連続同じ目が出た。縦ヅラである。当然私はツラを追う。いくら逆張りをしているといっても、ここはツラを追うだろうと思っていたら、なんと全員が逆張りである。結果私の絞りでやはり負けツラは切れたのだが、その時彼らが私に向けて話していた印象は「あいつが絞ったんじゃ勝てないよ」というのともうひとつ、「ここで切れるというのが分からないんだから」というのがあったような気がした。
彼らには、私には見えない絵が見えている。とすれば、その正体はBPの青丸赤丸の他につけているあの暗号のような罫線に違いない、と思っていたのだが、J’sさんの論文を読んでやはりそうだったのか、と納得がいった。中国罫線とは、パターンに入っているか、いないかを○×でつけていって、今度はその○×がパターンに入っているか、いないかを見るものであったのだ。いうなれば、パターンのパターン、ちょっと違うかもしれないが罫線の微分といってもいいかもしれない。
例えば、こんな例である。
例3: BBPBBPBBBBBBB 次は何に賭ける?
バンヅラなのだから、当然Bだろうと思われるかも知れない。ただし、今日も全くツイていないTAIPA氏がBに大きく張っている。何か、Bは来ないのではないかという予感がする。そのとき、大眼仔(ダイガンチャイ)の罫線はこうなっているのだ。
例3[大眼仔]: ×××××○○○○○ 次は?(青を×、赤を○で表記してあります)
これを見れば、次は×、つまりツラは切れるというのが一つのパターンであるということがお分かりいただけるのではないかと思う。つまり、中国罫線を知っていれば、ここでツラ切りを打てるようになるのである。
ちなみに、大眼仔は直前の反対側の出目とのパターンを読むものであり、BP出揃った次の回からつけ始める。例3では4手目からになるが、直前のBが2回続いているから、Pが来れば○、Bが来れば×になるのだが、Bが来たから×である。5手目は直前のPが1回で切れているからPが来れば○、Bが来れば×となるのだが、Bが続いたので×となる。
6手目がちょっと難しいが、すでに前回のパターンからは外れているので、ツラ(B)が続けば○、切れれば×となるが、Pだから×となる。7手目は前回のBは2回続いているのでPなら○のところBが来たので×、8手目は前回のPは1回だけなのでPなら○のところBが来たので×。9手目は6手目と同様に前回のパターンから外れたのでツラなら○、切れれば×となるが、ツラなので○。この時点で、大眼仔が5目5目なら13手目まではツラで、14手目に切れるだろう、というパターン化が可能となるのである。
[このあたりは、HTMLでもう少し分かりやすい絵が書けると思うので、ホームページに転載する際じっくり見ていただけるとうれしいです。]
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