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2007/04/30

WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ展望

WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ(5/6、米ラスベガス)
チャンピオン オスカー・デラホーヤ(米、38勝30KO4敗) +140
挑戦者 フロイド・メイウェザー・Jr(米、37戦全勝24KO) -170

4階級目を勝って5階級目に挑む天才メイウェザーだが、相手がデラホーヤという前に、このデータをみていただきたい。メイウェザーがデビュー以来、どの階級にどれくらいいたかというデータである。
[スーパーフェザー(130lbs=59.1kg)]5年1ヵ月、27戦
[ライト(135lbs=61.4kg)]2年、4戦
[スーパーライト(140lbs=63.6kg)]1年8ヵ月、3戦
[ウェルター(147lbs=66.8kg)]1年6ヵ月、3戦
[スーパーウェルター(154lbs=70.0kg)]準備期間5ヵ月、転級初戦

一目で分かるのが、メイウェザーがキャリアの半分以上をスーパーフェザーで過ごしているということである。そして、ライト級に転向した後のホセ・ルイス・カスティージョとの2連戦が最も苦戦した試合。その後スーパーライトのガッティとの試合は完勝だったが、ウェルター級ではザブ・ジュダーにやや苦戦、格下のバルドミール戦では全くKOのチャンスすらない判定勝ちだった。

そして今回の試合はスーパーウェルター。スーパーフェザーと比較すると24ポンド、11kg違うクラスである。このクラスの選手を倒すだけのパワーは、メイウェザーにはない。それは相手がデラホーヤでなくても、ダニエル・サントスでも、シェーン・モズリーでも、アントニオ・マルガリト(ウェルターだが)でも倒せない。もともとスーパーフェザーの時ですらタイミングで倒すタイプだったのだから、ここまでクラスが上がってパワーで対抗できるはずがないのである。

だから、この試合はメイウェザーにとってかなり無理があるクラスでの戦いということになる。そうなると思い出すのはデラホーヤがミドル級でバーナード・ホプキンスと戦った試合。この試合でもパンチを出した数ではデラホーヤが上回っていたが、ホプキンスを倒せそうなパンチは一つもなかった。最後はご存知のとおりホプキンスのボディ一撃でKOである。

さらに、メイウェザーのディフェンスもクラスを上げるにしたがって変質している。スーパーフェザーでディエゴ・コラレスをコントロールした試合では、足を使ってコラレスのパンチを当てさせなかった。それが少しずつ足を使わないようになり、最近ではロープに詰まって上体の動きだけでかわす場面が目立つようになった。ナチュラルウェイトが10kgも違う相手のパンチをたとえガードの上からとはいえ受けていては、ダメージゼロという訳にはいかないのではなかろうか。(この項続く)

p.s.予想後半は水曜日の夜にアップします。

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コメント

とまぁ、分かってはいながら、「天才」メイウェザーには何かやってくれるんじゃないかとの期待もしてしまうんですよね。
同様の期待をかけたデラホーヤvsホプキンス戦では見事に裏切られましたが。。。

もし現地に行くことが出来れば、素直にデラホーヤに乗るでしょうねぇ。
心配は、妙に実戦から離れていることですが。。。
それにしても、今からでもいいので、2人のうちどっちか怪我でもして、9月に延期してくれないものかと思っちゃいます。
これがみられないのは、本当に残念でなりません。

投稿: スナイパー | 2007/04/30 13:06

いや~楽しみな1戦ですな、正直なところ両者引退ってな~噂ありますが、どういう展開になっても引退なんでしょうか、リマッチの可能性が残る結果なんてもんはないんでしょうかねー、でもメイウェザー勝ったらやっぱそのまま引退でしょうね~。

投稿: 全裸の会 会長 | 2007/05/02 13:37

>> スナイパーさん
>> 会長様

コメントありがとうございます。今しがた帰ってきました。今日はの広州成田便はがらがらで客は30人くらい。ほんとに空気を運んでました。おかげで体が楽です。

まあ、私の予想はどっちが勝っても引退はしないだろうと思いますが、逆に「これが最後の試合」と本気で思っている奴がいるとしたら、そちらが負けるでしょうね。

デラホーヤの商売、ゴールデンボーイプロモーションは結局のところデラホーヤと戦ってきた選手(ホプキンスやモズリー)を超える選手は出てきておらず、バレラは売り切れ気配ですので、ここはメイウェザーを陣営に引き込みたいというのがデラホーヤの思惑でしょう。だとすれば、メイウェザーに現役引退はおそらくない。

デラホーヤは、実はプロモーターとしてよりも選手としての意欲の方が強いのではと思っています。だから、マヨルガ戦の出来をなんとしても維持してほしいところです。

後半の予想もアップしましたのでお楽しみください。

投稿: TAIPA | 2007/05/02 20:52

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