08年春のマカオ
2月24日日曜日、午前9時すぎの珠海・拱北(ゴンベイ)関門は、マカオに入国しようという人の群れでごった返していた。2列しかない外国人出国レーンを通過するのに小一時間かかり、結局マカオ側に出たのは10時半近くなってからだった。
バスで中心街へ向かい、さっそく宿を手配する。ピークである土曜日は過ぎたものの、あいかわらず高い。ちょっと考えて、前回と同様に皇家金堡(カーサリアル)を620HK$×2泊押さえた。何しろ交通の便がいい。新世紀だったらもう少し安いのだが、あそこだとタクシーをつかまえるのもきついし歩いて移動できる範囲も狭い。
今回の最初の目的地は12月にオープンしたばかりのMGMグランド・マカオ。一回りした後、さっそくディーラーが一人で手持ち無沙汰にしているバカラ200HK$ミニマムへ。3000バイインで、最初から1000ずつ行こうと固く決意していたのだが、いざとなるとびびって500からスタート。おっ、いきなりナチュラル8である。全部入れればよかった。
実はこの日もう一つ決意していたのは、プレイヤーで張ろうということであった。バンカーに賭けていて、ディーラーが無雑作に開いたプレイヤーが9だったりすると、途端にテンションが落ちる。プレイヤーであれば絞っている時点で相手のカードは分からない。とにかく「絞り禁断症状」の出ている私としては、1ハンドでも多く気合を入れて絞りたいのである。
次の手もプレイヤー。一手バンカーをはさんで、またプレイヤーが3連勝。よしよし、いい具合である。このままツラ!と思っていたら、このすいているカシノでわざわざ私が一人で絞っているテーブルに新たな客が来た。そして罫線ディスプレイを見て、こともなげにバンカーにチップを置く。私はもちろんプレイヤーである。
プレイヤーに2枚のカード、気合を入れて絞ると、すぐフレーム。もう一枚はと見ると、またフレーム。バカラ(0)である。相手はこともなげに8を起こしてバンカーウィン。せっかく一人でツラにしようと思ったのに、いざというところでこれである。その後は絞ったり絞れなかったりで、ツラになりそうもない。最後2ハンド連敗したところで、若干プラスで席を立つ。あせることはない。遠征はまだ始まったばかりだ。
MGMを出て、歩いてすぐのグランドリスボアへ。ここには最近、ポーカーのライブテーブルができたという情報であったが、確かに4階の一角にロープで仕切られたポーカースペースがあった。7、8テーブルあったかと思うが、開いていたのは2つ。ともに20-40ノーリミットで、満卓となっていた。
テーブルそのものはバカラと同じで、それぞれの張るスペースが縦に線で区切られていた。だからちょっとせまい。20-40というと、米ドルにすると3-6。その後に書いてある数字は2000だったのでミニマムバイインと理解したのだが、もしかするとマキシマムかもしれない。ノーリミットだからリバーになると100HK$チップが積み重ねられるが、見ていると結構みんなターン、リバーまで見に行っているようだった。だとしたら、いずれにしろ2000くらいはあっという間に使ってしまいそうだ。
ここは見学だけで参加せず、歩いてファラオパレス、さらにバスに乗ってホテルまで戻る。夕方は南湾にあるマカオ料理のヘンリーズ。アフリカンチキンでワインを楽しんだ後、タクシーでサンズに戻る。ここでひどい日本人プレイヤーに出くわしてしまった。
彼ら(3人)の方が先に来ていて、私はサードベースへ。シャッフルマシンだが、ディーラーのオープンカードが4、6、2、5といった具合でなかなかいい流れである。ところが、上の3人ときたら、絵札2枚のスプリットはともかく、相手がローカードなのに14、15でヒットするなどめちゃくちゃである。
最後は、ディーラーがTなのに、何を思ったか7でステイである。私は8と5で13。ディーラーもあきれて「どうします?」と私のアクションを促すが、まさか引かない訳にはいかない。そして当然のように出たのはピクチャーである。
こんなプレイヤーのいるテーブルではやっていられないが、逆に言うとマカオでもこういうプレイが許されるようになったのである。昔のようにテーブルが少なくてバックベットされている状況だったら、きっとただではすまなかっただろう。いずれにせよ、こういう連中に話しかけなくてよかったと思った。
もちろんテーブルを替わったのだが、今度はディーラーのオープンカードがずっとピクチャーかA。そんなぐあいで、昼のMGMで浮いた分を夜のサンズで溶かしてしまい、がっくり肩を落としてカーサリアルまで歩いて帰ったのでありました。(この項続く)
MGMグランド・マカオの正面ホール。大三巴オブジェの下の部分はステージになっています。カシノはここから右へ。
マカオ料理レストランの老舗ヘンリーズギャレー(美心亨利)のテーブルと前掛け。ポルトガルの白も冷えてます。アフリカン・チキン、カニ肉を甲羅に詰めて揚げたコロッケ、サラダ、スープでチップ込み500HK$。
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コメント
待ってましたよー、マカオ取材、w。
ゴンベイ関門1時間かー。相変わらずなんだなぁ。
ポーカーも結構良いレートなんですねぇ。
やっぱ金曜日、土曜日の夜が全卓立つんでしょうかね。
続き待ってマース。
投稿 BBSTAR | 2008/03/05 11:18
カーサリアルの平日620HK$で宿泊できるのがリーズナブル
に思えるようになってきたから、随分間隔が麻痺してきたと
思います。カーサリアルの全身の南粤酒店だったころ
300HK$強で泊まれたのが今となってはうそのようです。
グランドリスボアのブラインドが20-40HK$,US$だと3-6
ですか。ベガスではUS$1-3、マカオスターワールドでは
10-20HK$でプレーしてましたから、結構な金額ですよね。
そうすると2000HK$ってミニマムバイインでしょうから
うーーん結構つらいかも。
MGMの正門ホールってこんなになっていたんですね。
裏から入ったので気づきませんでした。
投稿 さまよい人 | 2008/03/05 13:56
オレも先週の土~月で行ってきました。
宿は財神酒点で、MGMまでは歩くのが面倒くさかったので、主戦場はウィンでした。
クラップスが盛り上がってましたね~
グランドリスボアのポーカーは見てきましたが、やりませんでした。やはり、マカオだと絞り優先になってしまうんで・・・w
投稿 どさけん | 2008/03/05 14:43
コメントありがとうございます。ほぼ半年ぶりのマカオ、絞ることには不自由しなかったし、そこそこいいカードを出すことができました。
もちろん、お約束でAAは来たのですが、まあバカラでは1回だけだったのでよしとしましょう。
>> BBSTAR 様
いつも読んでいただき、ありがとうございます。ゴンベイはもう限界ですね。湾仔か横琴にすべきなのですが、あのあたり何もないので、もう少し開けてくれるとありがたいのですが。
> ポーカーも結構良いレートなんですねぇ。
あのレートだと5~6000HK$すぐになくなってしまいそうです。早くトーナメントができるくらいに成熟してほしいのですが、もう少し時間がかかるでしょうね。
>> さまよい人 様
どうもいつもありがとうございます。
> カーサリアルの全身の南粤酒店だったころ
> 300HK$強で泊まれたのが今となってはうそのようです。
ほんとに昔のことを考えると、マカオのホテルになんて泊まれませんね。私は大体4~500HK$で財神とか総統に泊まることが多かったので、今の相場は嘘みたいという他にはないです。
その点、今回見た珠海のホテルのレートは、以前のマカオの値段のようでうれしかったです。
ライブポーカーなら、まずは100-200US$くらいで楽しみたいですよね。2000HK$でいきなりオールイン要求されたら、と考えると、ちょっと気が進まなかったです。それだけあれば結構絞れますし。
>> どさけん 様
コメントありがとうございます。どさけんさんは今週だったんですね。おもいっきり絞られたでしょうか。財神からMGMは、見た目より近いです。今度行かれた時はぜひ。
それにしても、やっぱりマカオは、バカラ天国ですね。またおカネためて、絞りに行かなくちゃ。ではでは。
投稿 TAIPA | 2008/03/05 21:34