AJPC’08東京予選 ~ポーカーの奥深い世界61(続き)
開始からまだ30分ほどしかたっていない。命がけのオールインだがこちらのハンドはQTクラブのスーツである。2人コールで開けないし、呼び込みもできないのはつらい。しかしブラインドよりかなり大きなオールインだから、コールした相手もハイペアか少なくともAK、AQあたりのハンドであろうと思われた。
フロップが開いて、クラブのローカードが3枚である。フロップフラッシュ。しかし喜ぶのはまだ早い。ライブプレイヤーはチェックチェック。ターンでハイカードが出たが、クラブではない。ここで一人がベット、もう一人がコールしてサイドポットができる。二人ともフラッシュはできていないようだが、1枚持っている、それもAかKである可能性は十分。
リバークラブだけはやめてくれ、と祈ったらダイヤ。予想通りどちらもクラブスーテッドではなく、サイドポットはハイカードのヒットで決まった。私の開く番。「エースペア?」という声が聞こえたが、もっといい役である。Qハイフラッシュ、これでショートスタックからトリプルアップして一気にテーブルのチップリーダーになってしまった。
こうなったら、積極的に行くのみである。おりしも4ラウンドからアンティが始まってポットが大きくなる。一度は死にかけた身である。ペアが入ったら迷わずレイズした。またこの日はペアがよく入った。2から10まで全部来たのではないだろうか。99でぬーぼーさんのAKにKヒットされてチップを減らしたり、77vs99から7がセットになり危ういところを脱したりしたが、少しずつチップは増えて10000点を超えた。
このあたりで特に印象深かったのは、テーブル移動したヨッシーさんとの3連戦である。残り3テーブルで1人がBBよりちょっと大きいオールイン、ヨッシーさんがレイズメイク800に対して、65sでコールしたらこれがストレートになった。その後、ヨッシーさんのレイズにAQでコールしてフロップQが落ちたり、A5vsJJではAだけでなく234と落ちてストレートになったりして、ヨッシーさんにはちょっと申し訳なかった。
そして残り2テーブル、上家がショートスタックからオールインに対し、ハンドを見ると20時間ぶりのAA様である。相手を増やしたくないのでレイズオールイン。上家から出てきたのはA3、勝率85%である。3467と落ちて一瞬冷や汗をかいたが、なんとか逃げ切ってチップは18000点。
この時点で、さすがに予選通過を意識してしまった。勝ち抜けのトーナメントはチップ量1位になることが目標ではない。チップを1枚でも残すことが大切なのである。そして、チップ量優位な体勢を維持するため不必要なリスクテイクは避けたい。シフトチェンジして次のブラインド1500-3000は勝負せず、ボタンを通過したところでとうとうファイナルテーブルとなった。チップはおよそ12000点。ブラインドはアンティ400の1500-3000のままである。(この項続く)
p.s.「ポーカーの奥深い世界」のバックナンバーはこちら。
あまり関係ありませんが、家のもっこうばらがきれいに咲きました。(ほんとはちくわさんとメイドディーラーにしようと思ったけど、AJPCのサイトに載っているので・・・)
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