デラホーヤ復帰戦展望
150ポンド契約(スーパーウェルター級)12回戦(5/3、米カリフォルニア州カーソン)
前6階級王者 オスカー・デラホーヤ(米、38勝30KO5敗) -1700(1.05倍)
元Sフェザー級C スティーブ・フォーブス(米、33勝9KO5敗) +900(10倍)
昨年5月にスプリット・デシジョンでフロイド・メイウェザーに敗れて以来のデラホーヤ復帰戦。9月にメイウェザーとの再戦を控え、相手は体格のないフォーブス。デラホーヤにとって、2001年のアルツロ・ガッティーとの一戦とよく似ており、もちろん圧勝以外許されない。
デラホーヤもすでに35歳。プロモーターとしても「ゴールデン・ボーイ・プロモーション」を軌道に乗せ、ボクサーとしてもスーパーフェザーからミドルまでの6階級を制覇した。2006年のマヨルガ戦は少々リスキーだったが、メイウェザーも今回のフォーブスも体格がなく、デラホーヤにとって比較的戦いやすい相手である。
もちろん年齢的な衰えは気になるが、2000年以降年間2試合以上戦ったことはなく、頭(顔)を打たれた試合もあまりなかったので、身体的なダメージは少ない。同じゴールデン・ボーイ・プロモーションのホプキンスが43歳、モズリーも36歳になってがんばっているのだから、総帥がだらしない試合は見せられないだろう。
一方のフォーブス、2000年にIBFスーパーフェザー級のチャンピオンとなっているが、2年後にウェイトオーバーで剥奪、その後2度の世界挑戦に失敗している。以来、クラスとしてはスーパーライトからウェルター級で試合をしており、昨年・一昨年は6戦4勝2敗という成績である。
ただし、昨年10月の試合では、2000年シドニーオリンピック出場のホープ、フランシスコ・ボハドに判定勝ちしており、それが今回の抜擢につながったのかもしれない。
勝敗については、オッズ的には「賭けの対象にならない倍率」である。しかし、ブックメーカーのラウンド・プロップをみると10ラウンド以降が-300(1.3倍)、9ラウンド以下が+260(3.6倍)とむしろ判定にもつれ込むとみる向きが多いようである。
というのは、フォーブスは12年38戦のキャリアでKO負けがないからで、このところ瞬発力に衰えをみせているデラホーヤでは倒しきれないという予想も成り立つ。しかし、あの頑丈なマヨルガをあっさり倒した2戦前を思い出すと、このオッズなら中盤KOを期待してみたい。
この試合は、日本時間日曜日のWOWOWでライブ(実況生)中継される。
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