AJPC’08東京予選通過! ~ポーカーの奥深い世界61(完結編)
ファイナルテーブルは10人、うち6名が予選通過となる。平均チップは15000点、私の持ちチップは12000点。見回すと10000点未満のショートスタックは5人。このままの位置を確保できれば残れる。そして上家がGONティーでチップリーダー、下家もそこそこチップを持っている。ボタン決めの結果、SBからの再開となる。
アンティ400の1500-3000、ここが終盤最大の勝負どころだった。みんな下りて順番が回ってきた場合、どうするか。下家のチップをちらっと見ると、私より3000点ほど多い。BBを守ろうとするより、無難にブラインドを受け流してショートスタックがつぶれるのを待ちたいはずだ。
だとしたら、ブラフが利く。ここでオールインした場合、こちらのチップ量が少ないだけに、そこそこのハンドとみるはず。相手の立場になって考えれば、勝負に出て勝てばいいけれど、もしもじゃんけんに負けると、次のSBでほとんど強制オールインになる。私なら、AKでも下りる。AA、KKでもない限り、ノータイムダウンである。
しかし下家は知らないプレイヤーである。もしかしたら「Aがあればコーるひと」かもしれない。そんなことを考えていたら、はたしてボタンのGONティーまで全部下りである。何か手がかりがほしい。1枚ずつめくる。AかKだったらもう一枚は見ないつもりだったが、3dだった。
もう一枚。何か手がかりくれよーと念じてカードをめくる。あれ・・・同じ色で同じ数字、3hである。手がかりができた。カードを戻して、チップを前に出す。「オールイン!」この日受けられて負けるとゲームセットになるオールインは、序盤のQTs以外はこの1回だけである。
下家はしばらく考えるが、こちらもペアだから受けられてもそれなりである。そして、結局下りてくれた。8500点のポットを獲得して、チップは18600点に。33を開いて見せたのだが、余計なことだったかもしれない。
ラウンド11は、アンティ500の2500-5000。他の予選もほぼここいらで決着している。BBはショートスタック、誰かがレイズしたいというところでQQ。もちろんレイズしてオールイン要求。BBは上少しだったのでコールしたが37で何も起こらず、ここもポット獲得して残りは7人、あと一人である。チップは29000点とほぼ安全圏に到達、後は何もしなくても大丈夫のはずだ。
と思ってBBでもAが来ても全部下りていたのだが、あとの一人がなかなか決まらない。とんだ計算違いである。次からはアンティ1000の4000-8000という声がかかる。BBまであと3人、まずい、回ってきたら今度は私がショートスタックだ。思わずチップを数える。まだ20000点近くあるので1周は持つけれど、命がけのBBになってしまう。
そこで上家のGONティーがレイズメイク10000点、これにSBのひろママさんがコール。上に3000点くらいなので、GONティー「やばいなー」といいながらコール。ハンドオープン、GONティー99vsひろママAK、五分五分である。ここでGONティーが勝ってくれれば、6名確定でゲームセットである。ひろママには申し訳ないが、頼むGONティー、決めてくれー。
フロップが開くとそこには9があった。セットである。あとはよく覚えていない。最後Kが出たような気がするが、とにかくGONティーの、そして私の逃げ切りが決まった。「チッブリーダーの仕事だからね」と語るGONティーは、決勝進出を決めたテーブルの残りメンバーから握手攻めである(コスプレの君からは握手されなかったらしい)。
いろいろと作戦を考えてやっていたつもりだったけれど、計算違いで長期戦となって危なくなり、結局GONティーのおかげでようやく予選通過である。ポーカーはいくら計算してもそのとおり行かないし、なぜなんだろうというくらい確率どおりに決まらない。それでも勝って終わった時は、「ホントに、参っちゃうよなー」で済むのである。
この日の東京予選A~Cからは、いのさん、まおすさん、ちばさん、べいさん、ジェームス、GONティーといった顔なじみが決勝大会に進み、あとからAJPCライブレポートをみると夜の部のD~Eからはいそさん、かずさん、あんがーさんが勝ち上がっていた。来週の予選からはどんなメンバーが勝ち上がってくるのか、とても楽しみだ。
そして私であるが、これで来週は土曜日にシニア、日曜日にメインと連戦となった。もちろん、目標は2冠である。この日は3時間でAA、QQと来た。運が上向いてくれたら、もっとすごいことになるはずである。
p.s.「ポーカーの奥深い世界」のバックナンバーはこちら。
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